非農家が農家になるまで! byうにくり

土地なし!人脈なし!お金なし!昭和生まれのおじさんでも今から農家になるんだ!その奮闘記です!

現場仕事でのタブレット活用法!(導入担当者様へ)

iPadなどのタブレット端末 について、導入している企業は多いと思いますが「業務の効率化につながった」「活用できている」と胸を張って言える企業はどれほどあるのでしょうか。
今回は建設業(工事などの現場仕事)に絞ってタブレット端末の活用について実例を交えてお伝えします。
タブレット端末を導入しようとしている企業のご担当者様や、導入したのはいいけれど活用できているのか不安というご担当者様の参考になれば幸いです。

うにくりです。

さぁ、いってみよう~

 

 

 

 

●MDM(Mobile Device Management)の活用

MDMはご存知でしょうか。
タブレット端末を企業で導入しようとしている方であればご存知かも知れません。要はタブレット端末の管理ソフトです。様々なソフトがあるので一概には言えませんが、新たにアプリを導入する際にアプリを自動配信したり、紛失時に遠隔で端末をロックしたりと運用管理を助けてくれます。
端末の台数が多くなればなるほど必須になるのではと思いますね。
ソフトによってはユーザ(社員)がMDMを消してしまえるような役に立たないものもあるので注意しましょう(私が導入したものがそうだったなんて秘密ダヨ・・・)。MDMをユーザ(社員)が消してしまうと完全に私物化されてしまう可能性もありますのでご注意を。
インターネット閲覧を許可しなかったりアプリのインストールを許可しなかったりと色々と制限をかけることもできるMDMですが、どこまで制限すべきかは悩みどころです。
私の場合はインターネット閲覧不可・アプリインストール不可・カメラ不可など、なにもかも不可としてしまい配布された社員は「何のために使うの?」「邪魔!」となってしまいました。会社のルールブックが非常にたくさんあるので、それを閲覧できる専用アプリは入っていました。それ専用だったわけですね。そんなのパソコンでできるよ!って声が聞こえてきそうです。
しかし、インターネットを許可してしまうと業務に関係のないページを閲覧する社員がいるかも知れないし、ウィルスにもかかってしまうかも知れない。どこまで制限をかけるのかは悩みどころですが使ってもらわないと意味がない。
フィルタリング機能を追加して変なサイトは見れなくしたうえでインターネットを許可したりカメラを許可とすると社員は現場への移動中に天気を確認したり現場地図を確認したり調べ物をしたりと少しずつ活用してくれるようになりました。

 

●Facetimeで緊急連絡

現場で作業する現場管理者と、事務所にいる統括責任者。
何かあったときは相互にやりとりしなければなりません。今までは携帯電話でやりとりして、(口頭で伝わらない場合など)現場の状況を共有する必要があれば写真撮ってメールして・・・とやりとりに時間がかかっていました。
それを解決してくれたのがFacetime(テレビ電話)です。現場と事務所それぞれで現場の現状を共有しつつ会話ができるので、かなりの時短になります

 

●工事写真の管理

工事現場では写真を撮影することが多々発生します。
その写真をタブレット端末で撮影し、暗かったら明るくしたり手書き文字を入れれたりして、任意のフォルダ管理を行うアプリを導入しました。さらに、管理された写真はパソコンからも閲覧できるので写真を使用した資料作りも非常にやりやすいようです。

 

●現場図面の閲覧

今まではパソコンで管理されており、現場へは紙で持っていくスタイルでしたが、それをタブレット端末に置き換えてみました。思いのほか使ってくれているようです。紙で印刷する手間も省けますし、タブレット端末の中では常に最新。手書き文字を書き加えてメールで送信だってできます。

 

●シンクライアント化

やはり多いのは社内システムやポータルを外でもiPadで使用したいという要望。
探してみると専用のアプリがありました。iPadから自社のパソコンへアクセスしてiPadでWindowsパソコンを操作することもできるようです。
問題点としては、自宅でもできてしまうので勤務時間の管理という課題がありそうですね。iPadでPCにアクセスしている時間は勤務時間として残業代を払うようにするのか?本当に仕事しているかはどのように判断するのか?上司や会社が管理しきれるか?などなど。

 

●LINE

仕事以外でなら、もはやEメールにとってかわったLINE。グループでチャットができる特性を活かして社員間のコミュニケーションに活用するのもひとつ。
若手もLINEなら発言しやすいみたいですね。
法人向けにセキュリティを強化したLINEに似たアプリもあるようです。

 

●結論(まとめ)

iPadとかのタブレット端末って可能性をすごく感じるのに、意気揚々と企業で導入してみても現場社員からは酷評だったりします。特に年配の方からは「タブレット端末に意識をとられて危ない経験をした」なんて報告もありました。普段使いなれている人とそうでない人で評価が全然違ってきます。

色々と並べてみましたが、どれが本当に効果があるのかは企業にもよるでしょうし、どのアプリを導入するのか?や運用ルールでもかなり左右されると思います。

導入して効果があったという企業もあるのは確かですし、試行錯誤するしかなさそうですね。

悩める企業戦士に少しでも参考になれば幸いです。

 

お疲れさまでした!!

 

 

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